最初のAstroページを作成する
.astro
ファイルがウェブサイトのページとして機能することを理解できたところで、実際に作成してみましょう!
ここで学ぶことは…
- 概要(About)とブログ(Blog)という、2つの新しいページを作成する
- ページにナビゲーションリンクを追加する
- 更新されたバージョンのウェブサイトをウェブ上にデプロイする
新しい.astro
ファイルを作成する
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コードエディターのファイルペインで、既存の
index.astro
ファイルがあるsrc/pages/
フォルダに移動します。 -
そのフォルダ内で、
about.astro
という名前の新しいファイルを作成します。 -
新しい
about.astro
ファイルにindex.astro
の内容をコピーまたは再入力します。エディタ上で、このファイルのタブラベルに白丸が表示される場合があります。これは、ファイルがまだ保存されていないことを意味します。VS Codeのファイルメニューで「自動保存」を有効にすると、ファイルを手動で保存する必要はなくなります。
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/about
をアドレスバーのURL末尾に追加し、ページがロードされることを確認します。(たとえばhttp://localhost:4321/about
)
現在、「概要」ページは最初のページとまったく同じに見えるはずですが、これを変更していきます!
ページを編集する
HTMLコンテンツを編集して、このページをあなたについての内容にします。
概要ページのコンテンツを変更または追加するには、コンテンツを含むHTML要素タグを追加します。既存の<body></body>
タグの間に、以下のHTMLコードをコピーして貼り付けるか、独自のコードを追加してください。
ブラウザタブから/about
ページに再度アクセスすると、更新されたコンテンツが表示されるはずです。
ナビゲーションリンクを追加する
各ページをプレビューしやすくするために、index.astro
とabout.astro
の両ページ上部にある<h1>
の前に、HTMLページナビゲーションリンクを追加します。
これらのリンクをクリックして、サイト内のページを行き来できることを確認してください。
他の多くのフレームワークと異なり、Astroは標準のHTML<a>
要素を使用して従来のページ更新によりページ(ルート、routes)間を移動します。
やってみよう - ブログページの追加
上と同じステップに従って、サイトに3番目のページblog.astro
を追加してみましょう。
(各ページに3番目のナビゲーションリンクを追加するのを忘れないでください。)
手順を表示
- 新しいファイル
src/pages/blog.astro
を作成します。 index.astro
の内容をすべてコピーしてblog.astro
に貼り付けます。- 以下のようにページの上部に3番目のナビゲーションリンクを追加します。
これで、お互いにリンクする3つのページをもつウェブサイトができました。ブログページにコンテンツを追加しましょう。
blog.astro
のページコンテンツを以下のように変更します。
ブラウザで3つのページすべてにアクセスし、以下のことを確認してください。
- すべてのページが正しく3つのページにリンクしている
- 2つの新しいページにはそれぞれ独自の説明的な見出しがある
- 2つの新しいページにはそれぞれ独自の段落テキストがある
変更をウェブ上に公開する
ユニット1に従ってセットアップをおこなっていれば、Netlifyを通じて変更をサイトに公開できます。
プレビューの見た目に満足したら、変更をGitHubのオンラインリポジトリにコミットします。
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VS Codeで、最後にGitHubにコミットした後に変更されたファイルをプレビューします。
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左のメニューのソース管理タブに移動します。小さな「3」が表示されているはずです。
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変更されたファイルとして、
index.astro
、about.astro
、blog.astro
が表示されているはずです。
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テキストボックスにコミットメッセージ(たとえば「2つの新しいページ(aboutとblog)を追加した」)を入力し、Ctrl + Enter(macOSではCmd ⌘ + Enter)を押して、現在のワークスペースに変更をコミットします。
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変更の同期ボタンをクリックして、GitHubに変更を同期します。
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数分待ってからNetlifyのURLにアクセスして、変更が公開されていることを確認します。
作業を中断するたびに以上の手順をおこないましょう!変更はGitHubリポジトリに同期されます。Netlifyのウェブサイトにデプロイした場合は、再ビルドされて再公開されます。